23.10.26
10月26日、総合防災訓練がおこなわれました。ここ数年、事業継続計画(BCP)に基づく訓練でしたが、今年度は大地震が起きた直後という設定でおこなわれました。
電気やガス、水道などはすべて使えないという設定。トイレはビニール袋を設置して、仮設のものを作り保護者に説明しました。
帰宅が困難になることを想定し、段ボールで仕切りを作り、個室スペースの体験もしてもらいました。
たった段ボール一枚だけど、これがあるだけでプライベートな空間が保たれます。
希望をした何組かの利用者が起震車の体験をしました。最初は揺れが小さくてケロッとしていた子も、揺れが大きくなるにつれて怖がったり大きな声を出したり反応していたようです。
最後に、保護者から意見や感想を聞きました。「本当に震災が起こったら道路はもっと大変なことになるのかな」「家でももっと非常食について考えないと」「去年より、歩けるようになった分じっと座ってられないので、こどもの安全を守るのが大変」など貴重な意見を聞くことができました。
参加してくださった利用者の皆さん、ありがとうございました。時間が経つと忘れがちになりますが、来年また一緒に確認していきましょう!